多様な人の関わりが布に新しい価値を生む

8月2日(月)で槇田商店の展示が終わりました。会期中は県内外のいろいろなところで展示を知って来てくれた人、槇田商店の社員さんのご両親、息子さん、お孫さん、外注先の職人さんたち、地元の高校生、大学生など、新米パパ・ママと一緒に訪れる0才児から70代・80代まで幅広い世代の人が訪れてくれました。

地域で行う展示の意味はそこにあると思っていたので、実際に来てもらえ、その光景を見れたことは幸せでした。自分の住んでいる街でこんなに素敵なものが作られていることや、自分たちが関わっている織物がこんな風に世の中に見てもらえていることを知って、何か感じてもらえていたらさらにうれしいです。

商品やサービスの企画をしていると「誰がそれを使うのか?」という問いが浮かんできます。そのときにありがちなのが、年代や性別をおもいっきり限定してしまうこと。場合によっては、行動パターンまで決めて具体化してしまうことも。

でも、それって何か違うと思っていて、こっちの都合だけで買う人を限定してしまうことには違和感を感じます。“誰”よりも大事なのは、“どううれしいか”だと思うんですよね。喜んでもらう対象として“誰”をイメージするのはいいのですが、その場合、“誰”は限定されるのではなく、さまざまな人に拡がっていくように思います。

織物のこの先について話し合う会議の場で生まれた「多様な人の関わりが布に新しい価値を生む」が最近のテーマです。これからのものづくりは、いろいろな人に関わってもらって、コミュニケーションの中でものの価値・魅力を一緒に探っていくべきでしょう。今回の展示で若手チームと「ボードゲーム」や「傘の名刺」、ワークショップなど、槇田商店のものづくりを伝えつつ、お客さんと楽しめるアイデアを形にしたことがまさにそれでした。

槇田商店の社員全員が店頭に立ってくれたこともとてもうれしいことでした。慣れない仕事だし、人前に立つのが苦手な人もいたと思います。全員のシフトを調整することも大変だったはずです。そこをやりきって得られたものは、きっと財産になることでしょう。

展示にお越しくださったみなさま、興味を持ってくださったみなさまありがとうございました。そして、初めての試みに全力で取り組んでくれた槇田商店のみなさま、たくさんのご尽力ありがとうございました。またいつか、こういうことをやりましょう。その時を楽しみにしています。

多様な人の関わりが布に新しい価値を生む

届け、ハタオリマチに響く音|ハタオリマチフェスティバル2021開催のお知らせ

今年こそは開催できますように。

2018年の開催が大好評でありながら、以降、2年連続で天災により中止の憂き目にあっているハタオリマチフェスティバル。今年は開催の方向で進んでいます。開催のリリースはこちらからご覧ください。

ただいま大まかにコンテンツを取りまとめていますが、かなり良い感じになりそうです。規模の大きい、小さいではなく、今この時代においてのイベントの在り方を提示できる気がしています。

どうぞお楽しみに。

【ハタオリマチフェスティバル2021】
開催日:10月30日(土)・31日(日)
時 間:30日 10:00〜17:00
    31日 10:00〜16:00
    クロージングライブ 31日 17:30〜
会 場:小室浅間神社 中村会館 日本ステンレス工業富士吉田支店
    下吉田商店街空き店舗 新世界乾杯通り 中央まちかど公園ほか
https://hatafes.jp/

届け、ハタオリマチに響く音|ハタオリマチフェスティバル2021開催のお知らせ

開催レポート|7月の氷室どよう市

7月の氷室どよう市は梅雨明けの気持ちの良い天気の下で開催することができました。2ヶ月連続で雨模様でしたので、久しぶりの外開催です。

タコスやクラフトビール、とうもろこしの間引き菜など、出店風景からも感じられる夏!

夏野菜も収穫本番で色とりどりの野菜が並びました。

槇田商店のワークショップでは、描いた絵が織物になるということで、大人も子どもも一生懸命に絵を描いていました。

10組の出店とギャラリーでは槇田商店の展覧会、ワークショップと、訪れた人は思い思いに楽しんでいただけたように思います。こういう形が定期的に開催できるように、少しずつやっていくのが目標です。

次回は8月21日開催。暑くなりそうなので、気をつけてお越しください。

開催レポート|7月の氷室どよう市

絶えず努力する手がつくるうつくしさ

「うつくしいものは、いつの世でも お金やヒマとは関係がない みがかれた感覚と、まいにちの暮しへの、しっかりした眼と、そして絶えず努力する手だけが、一番うつくしいものを、いつも作り上げる」

暮しの手帖の創刊編集長・花森安治さんのこの言葉はふとした瞬間によく浮かんできます。そして、今回浮かんだときに、槇田商店のみなさんと展示をつくった時間が重なって、言葉がより深く血肉になった気がしました。

槇田商店は山梨の人口5,000人の小さな町にある、社員総勢20名ほどの会社です。地域の会社としては立派で大きな部類の会社に位置づけられていると思います。けれど、オモテに立って接する人は限られています。それよりは織機や検反、傘製造などそれぞれの持場で日々の仕事をコツコツとこなす職人が多くいらっしゃいます。打ち合わせに行っても基本的にお話する人は数人です。

地域での展示の話を持っていったとき、せっかくだから普段はオモテに立たない人にもお客さんと触れる機会を作りたいという話がありました。いつも決まった人しか出ていかないので、そうではなく、目の前のお客さんの喜ぶ姿を、自分たちがつくったものがどう見られているのかを、社員の方々にも感じてほしいということでした。何度か朝礼にお邪魔して、社員みなさんの前でこういうことをやりましょう、とお話させていただいたり、若手で集まって、展示のための企画を一緒に考えたり、去年10月から何度も足を運ばせてもらい、少しずつ社員さんと顔なじみになってきました。

槇田商店の傘はうつくしい。手に取れば多くの人がそう感じてもらえると思います。そのうつくしさはどこから来ているのでしょうか。プリントではなく、織物の生地を使っているから? 正直そのくらいに思ってしまっていた自分を恥ずかしく思います。うつくしさの理由はそれを作っている人たちのひとりひとりが、みがかれた感覚と、しっかりした眼と、絶えず努力する手を持っているからでした。

一流のブランド、デザイナー、作り手と一緒にものづくりをしている企画の人たちは、のどかな風景の中に身を置いているとは思えないくらい洗練された感覚を持っているし、細かいキズ、不良品を選り分ける眼は社員みんなが持っているんじゃないかと思います。そして、これは設営のときに明らかになったのですが、普段から手を動かしてものを作っている人たちの仕事のうつくしさです。釘を打つとか、整列して並べるとか、壁にまっすぐ棒を渡すとか、そういった仕事が完璧でした。

どれも一朝一夕で身につくようなものではないように思えました。まいにちの暮しの中でみがかれたものがこれらの仕事のうつくしさを作っています。そのうつくしさとそれを生み出す手や眼、感覚をぼくは深く尊敬します。と同時に、あこがれもしています。技術は違えど、絶え間ない努力を重ねて自分もそういうものを身につけられたらと。

絶えず努力する手がつくるうつくしさ

槇田商店Exhibition「花、ひらく」|会場の様子をご紹介します!

7月2日からスタートした槇田商店Exhibition「花、ひらく」。少し時間が経ってしまいましたが、こちらでも会場の様子を紹介していきます。

会場は「ひまわりの部屋」「あじさいの部屋」「菜−sai−の部屋」の3つに加え、槇田商店のほぼフルラインナップが揃う物販スペースの4つで構成されています。そこに「ボードゲーム『槇田の傘ができるまでの120日』」「傘の名刺」「垂れ幕」、描いた絵が織物になって届くワークショップ「お絵かきファブリック」の4つの企画を加え、展覧会が作られています。

展示タイトル「花、ひらく」を表した「ひまわりの部屋」「あじさいの部屋」

展示タイトルの「花、ひらく」は槇田商店のロングセラーシリーズ「絵おり」から取りました。これを展示しているのが、「ひまわりの部屋」と「あじさいの部屋」です。絵おりは、絵のように高精細な織物を織れる槇田商店が、自社の強みを最大限に活かしてつくった最初の自社ブランドです。

会場では、ひまわり、あじさいのそれぞれの傘を実際に花が咲いている高さで吊るしています。花畑の中に入るような気持ちで巡ってください。傘に描かれた大きな花はぐるっと一周回ると柄がつながるように織られています。大きく咲き誇る華麗な花たちは、ダイナミックさと繊細さを兼ね備え、見る人の心を惹きつけます。

「菜-sai-」学生との取組から発展したそれまでになかった日傘

野菜のような見た目をした開いても閉じても楽しい日傘「菜-sai-」。山梨産地と東京造形大学の産学連携プロジェクト「フジヤマテキスタイルプロジェクト」をきっかけに生まれ、槇田商店を代表するヒット商品のひとつです。

展示では、今まで見せたことのない織り上がった生地の状態をお披露目しています。三角が連なった生地もすてきですよね。ここから裁断、縫製、組立と工程が進んでいくのですが、その流れが通常の傘と全然違っていることを、話を聞いて初めて納得しました。なるほど、生地を織るだけでなく、生産ラインまるごとこのために作り上げたのですね……。

伸び縮みする糸を使って表現された野菜の微妙なシワ感や色、形。織ることもそれを傘に仕立てることにも数々の試作を繰り返し開発された槇田商店にしかできない商品です。

槇田商店のほぼフルラインナップが揃う物販スペース

ファクトリーショップや出張ポップアップなどを各地で行う槇田商店でも、たっぷりとしたスペースを使って商品を並べる機会はそう多くないようです。「こんな売り場がほしい」受付に立つ職人さんたちが口を揃えて、そう言ってくれました。

それだけのボリュームがある部屋ですからみなさんここからはなかなか出てきません。あれもいいな、これもいいなと楽しそうに傘を試していきます。産地のさまざまな映像や後述するボードゲーム、傘の名刺など、買い物以外の楽しみも充実しています。

若手社員が考えた槇田商店のものづくりを伝えるアイデア①|槇田の傘ができるまでの120日

展示にあたり、決めた目標のひとつが「社員みんなで」展示をつくることでした。そんな想いを受けてまず結集してもらったのが20代、30代の若手社員6名。たまたまメガネをかけた人とかけていない人が半々だったことからメガネチーム・ノンメガネチームの2チームに分かれてアイデアを出し、展示の中で表現する企画を考えてもらいました。この取組にはNPO法人かえる舎に協力を仰ぎました。日々高校生たちの声を聞き、その実現をサポートしている彼らに若手社員たちの声を聞き出してもらうようにお願いしたのです。

ノンメガネチームの3人が出したのは「ボードゲーム」。その名も「槇田の傘ができるまでの120日」。プレイヤーは槇田商店の傘が作られる製造工程を追ってコマを進めていきます。現場の職人さんたちが作っているだけあって実体験が満載。みんなで楽しみながら、ものづくりの裏側を学べるゲームです。

若手社員が考えた槇田商店のものづくりを伝えるアイデア②|傘の名刺

ノンメガネチームに対して、メガネチームが出したアイデアは「傘の名刺」。自分たちが一番お客さんに伝えたいことってなんだろう? 突き詰めて出てきた答えが「織物の生地」でした。

織物の生地をもっと気軽に見てもらったり、そばに置いてじっくりみてもらいたい。そんな想いから生まれたのが、実際の生地を貼った名刺サイズのカード「傘の名刺」です。訪れた人はお好きな生地を持ち帰れます。いつか欲しいあの傘の生地を持って帰るのはもちろん、展示を訪れた記念や、贈り物に添えることもできるこの名刺は展示でも大好評。特に魅力は感じるけど、まだ手は出せない、地域の大学生や高校生が喜んで持っていく印象です。何年か後、社会に出たときに、自分へのご褒美として特別な一本を手に取れるといいね。

織物でできた特大の垂れ幕

展示会場のエントランスにはひまわりの垂れ幕を飾っています。全長約8m、幅1.8mの大柄のジャカード織物は迫力満点! このサイズを一枚絵で織れるのは槇田商店の織機くらいです。業界の関係者ほど驚いてしまう、なんとも贅沢な垂れ幕なんです。

風を逃がすためのスリットからこんな風に顔を出せばフォトスポットにもなります。

描いた絵が織物になって届くワークショップ|お絵かきファブリック

テーマの絵おりにちなんで、描いた絵を織物にして届けるワークショップを行っていただきました。このすごさ、わかる人にはわかっていただけたのか、告知後、すぐに定員に達するほどの人気。当日もみなさんその場で絵を考えるのではなく、下絵を持ち込んで、さながらデザイナーのよう。参加した子どもたちもみんなとても絵が上手で、この経験をした先の将来が楽しみです。

内容盛りだくさんの展覧会も会期は残りわずか。みなさんのご来場をお待ちしています。

【槇田商店exhibition 】
2021年7月2日(金)〜8月2日(月)
定休日:火・水・木
会 場:FUJIHIMURO(〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5)
主 催:槇田商店
企 画:装いの庭
協 力:NPO法人かえる舎/ふじよしだ定住促進センター

槇田商店Exhibition「花、ひらく」|会場の様子をご紹介します!

B-TANマーケットご来場ありがとうございました!

初めてのB-TANマーケット、おかげさまで盛況でした。始まって間もない取組で、大々的なプロモーションもしていない中でも求めて来てくれる方が何人もいらして、ありがたい限りです。

雨の予報も出ていたため会場は富士山アリーナの中で開催。結局雨は降りませんでしたが、暑さのことを考えるとこの場所が最適だったと思います。

運営スタッフは事務局の3人に加え、ヘルプスタッフ3名、市役所、商工会議所の方々、山梨学院大学の学生さんも参加してくれました。

当日は織物工場の人たちの掘り出しものがいっぱい。売り方もそれぞれに工夫してくださり、蚤の市感が楽しい花道でした。

クラフト・飲食・ワークショップのブースも充実していました。自分たちの出店はもちろん、それぞれが作り手としてイベントを楽しんでくれていて、その雰囲気が会場に拡がっていきました。

好評だった廃材を使った会場装飾は、アートディレクターの杉原悠太くんを筆頭に、舞台美術を手掛ける中西晶大さんとものづくりユニット・村のバザールの二人が作ってくれました。

その装飾をバックにしたミュージシャンの演奏もとてもすばらしいステージでした。

kagalibi・河合さんの演奏には、たまたま楽器を持ってきていた(!?)月ノ歩キカタ・庸蔵さん、PA・須藤さんも飛び入りで参加。この演奏に観客は拍手喝采で応えていました。

イベント終了後、「良い時間だった」「楽しかった」という声をいろいろな方からいただきます。運営の方法や全体的な作り込みはまだまだ試行錯誤の途中だと思っていますが、立ち上がりの一回目を好意的に受け止めてもらえてホッとしています。

運営に関わってくださったみなさま、ご協力いただいたみなさま、そして、イベントを楽しんでくださったみなさまに心から感謝いたします。

倉庫に眠っている布に限らず、ものを作っているからこそ出てくる特徴的な廃材を資源と捉え、工作の楽しさを伝えていくB-TANプロジェクトの可能性はまだまだ拡げられると信じています。今後の展開にもどうぞご注目ください。

B-TAN運営事務局
装いの庭 藤枝大裕

B-TANマーケットご来場ありがとうございました!

7月の氷室どよう市

本格的に梅雨入りし、雨模様の空が続いています。17日までには梅雨が明けて気持ちの良い空の下で行いたいものです。

さて、今月の氷室どよう市は7月17日に開催します。FUJIHIMUROのギャラリー内では槇田商店さんの展示会「花、ひらく」が開催中。この日は描いたものが織物になって届く「お絵かきファブリック」のワークショップも予定しています。
※要予約、すでに定員に達し、キャンセル待ちとなっています。

見どころ盛りだくさんですので、ぜひゆっくりとお楽しみください。

【 今回出店してくださるのはこの方々です】
佐藤農園(野菜)
やまなしの野菜(Farm in Handsぴたらファーム
わっぱファーム(野菜)
cafe aima(ドリンク・タコス)
革工房 柄の絵(革小物)
GOOD OLD MARKET(雑貨)
sowers×和み菜家(カフェ・ヤマメの塩焼き)
Tobira(パン)
678Grapery(果物・古道具)
mayo菓子店-タイヨウtoツキ-(焼き菓子)
il st bibitone(クラフトビール)
rumbe dobby(手織り小物)

【概要】
開催日:7月17日(土)10:00〜15:00 毎月第3土曜日に開催
場所:FUJIHIMURO
〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5
TEL:0555-75-9438

【ご来場のみなさまへ】
お買い物の際には、エコバッグ持参のご協力をお願いします。
感染症予防のために下記の事項にご協力をお願いします。
発熱、咳、くしゃみ、鼻水、だるさなどの症状がある方、体調のすぐれない方のご来場はご遠慮ください。
ご来場の際はマスクを付けてお越しください。
入場時には住所・氏名・連絡先をご記入いただき、検温を実施させていただきます。
手指の消毒にご協力をお願いします。

7月の氷室どよう市

見て、触れて、楽しめる織物でできた花畑の展覧会|槇田商店 Exhibition「花、ひらく」

山梨県西桂町で150年、織物の傘をつくる槇田商店の展覧会を開催します。細い糸を緻密に織ることで、絵画のような季節の花々を描いた「絵おり」シリーズを中心に、江戸時代から続く織物の技術に触れられるインスタレーションやワークショップを通して、槇田商店の布作り、傘作りを伝え、大人も子どもも楽しめる内容です。

見て、触れて、楽しめる織物でできた花畑の展覧会にどうぞ足をお運びください。

Installation<傘をふんだんに使った空間展示>
槇田商店の傘をふんだんに使った空間展示とともに、若手社員による「槇田商店の仕事」をご紹介します。中で働く人たちだから見える裏側の景色にもご注目ください。

Workshop「お絵かきファブリック」
みなさんの描いた絵を織物にするワークショップを開催します。用意したクレヨンを自由に使って花の絵を描きましょう。後日、描いた絵と一緒に織物をお届けします。

開催日時:7月17日(土)
① 11:00〜
② 14:00〜
参 加 費:3,500円(税込み)
定  員:各回5名
お申し込み:こちらのフォームに必要事項をご記入ください。
お問合わせ:槇田商店 0555−25−3111

【槇田商店exhibition 】
2021年7月2日(金)〜8月2日(月)
定休日:火・水・木
会 場:FUJIHIMURO(〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5)
主 催:槇田商店
企 画:装いの庭
協 力:NPO法人かえる舎/ふじよしだ定住促進センター

見て、触れて、楽しめる織物でできた花畑の展覧会|槇田商店 Exhibition「花、ひらく」

氷室どよう市6月の開催レポート

時折、雨のぱらつく中、6月のどよう市が終了しました。雨の予報が出ていたので今回は一部屋内会場を使って開催。今回もさまざまな人が立ち寄ってくれました。

お久しぶりのTobiraの出店。初回から参加してくれていたありがたい出店者さんです。店主・上田さんの笑顔に会えてうれしい! 開始早々、このパンを目的にたくさんの方が足を運んでくださいました。

本格的に野菜シーズン到来。佐藤農園、わっぱファームには色とりどりの野菜が並びます。

北杜市の農園、ファームインハンズとぴたらファームの野菜も盛りだくさんでした。

やまめの炭火焼きにはみんな興味津々です。

ただいま空き家を改装中の678Graperyは引き続き古道具を販売中。みんな掘り出しものに夢中になっていました。

678Graperyのおとなりに出店していたTobiraの上田さんがドリンクグラスに目を止め、それを持ってcafe aimaに注文。即興のコラボレーションでこんなドリンクをつくってみんなで撮影会をする一幕も。

ほかにも、甲斐市の大学生が産地のことを知りたくて、と地域おこし協力隊の森口さんにメッセージをして遊びに来てくれたり、無印良品の方が地域の人と交流しに来てくれたり、さまざまなつながりが生まれています。

次回は7月17日(土)の開催。FUJIHIMUROのギャラリーでは槇田商店の展覧会が行われています。5月・6月と二ヶ月連続の雨模様。次回は気持ちの良い空の下でできますように!

氷室どよう市6月の開催レポート

富士吉田の布と出会う、遊ぶ。織物産地ならではの蚤の市「B-TAN (びーたん)マーケット」7月開催!

4月にプレ開催の予定が雨天により惜しくも縮小開催になってしまった「B-TAN(びーたん)マーケット」を7月11日(日)に開催します。今回の会場は道の駅富士吉田。レーダードーム館に続く芝生の広場で開催します。雨天の場合は施設内のアリーナが会場となります。

B-TANマーケットは、産地の人々と出会い、廃材資源や活用のアイデアを目で見て触れられるイベント。織物工場の人々が集い、ちょっとした傷や間違いによって、表に出回ることができない布「B反(びーたん)」を販売したり、まちの人たちが産地から出てくる様々な廃材を持ち寄り出店します。

また、グッズ販売や工作のWS、機屋さんの染色や加工のWSなどの体験型のコンテンツブースも。夏の日差しが気持ち良い季節。この街の布に出会いにどうぞ足をお運びください。

※廃棄物削減のため、エコバッグ持参のご協力をお願いします。

【感染症予防のために下記の事項にご協力をお願いします】
発熱、咳、くしゃみ、鼻水、だるさなどの症状がある方、体調のすぐれない方のご来場はご遠慮ください。
ご来場の際はマスクを付けてお越しください。
入場時には検温と名簿への記入を実施させていただきます。
手指の消毒にご協力をお願いします。

【 B-TANマーケット 】
日時:2021年7月11日(日)10:00〜16:00
場所:道の駅富士吉田(〒403-0006 富士吉田市新屋新屋1936−1)
※雨天の場合は施設内「富士山アリーナ」で開催いたします。
※感染症の状況により、中止となる場合があります。

【 出店一覧】
▷織物工場
エルトップ
オサカベ
オヤマダ
田辺織物
光織物
富士吉田繊維産業活性化地域おこし協力隊
舟久保織物
前田源商店
渡明織物

▷グッズ
Atelier Bond
GOOD OLD MARKET
tapiiri
Tinytotroom.
Utervision Company Japan

▷ワークショップ
Utervision Company Japan
BasketMoon
丸幸産業

▷フード
IL ST BIBITONE
cafe sowers×和み菜家
TAKURO bicycle coffee
月ノ歩キカタ
tobira

▷ライブ
kagalibi
須貝知世&木村穂波with松野直昭

主催:富士吉田市
企画:装いの庭
アート・ディレクション:杉原悠太
協力:富士吉田商工会議所 富士吉田織物協同組合

富士吉田の布と出会う、遊ぶ。織物産地ならではの蚤の市「B-TAN (びーたん)マーケット」7月開催!