装いの庭として企画で関わっている八王子市中野上町のイベント「0041walk」のサイトがオープンしました。この地域は古い繊維の工業地帯で、歩けば昔織物工場だったノコギリ屋根の建物が散見されます。

町にはなんといっても奥田染工場があります。奥田染工場は手捺染の小さな工場で、小規模ならではの対応力と独自開発技術を活かし、数々のファッションデザイナーとともにものづくりをしてきた名高い工場。ぼく自身、専門学校の授業で訪れ、繊維メーカーで働きながら社長の奥田博行さんのブログを読み、ものづくりのなんたるかを学ばせてもらいました。布のイベントを企画していたときには何人もの優れたデザイナーを紹介していただいたこともあり、困ったときに助けていただいたことも。言葉では尽くせない恩を感じています。

奥田さんが工場とは別に運営しようとしている、ものづくりの人が集う「つくるのいえ」のコンセプトに共感し、展示の企画を相談しているなかで、奥田さんと「MICHIO OKAMOTO WAREHOUSE」の岡本道雄さんから今回のイベントの話をいただき協力することになりました。

「地域の魅力を知ってほしい、自分たちも知りたい!」
「このまちには、まだまだ自分たちが知らないおもしろさが眠っている」

主催の0041商店会メンバーが口々にいうそんな言葉を聞き、実際に歩けばなにやらおもしろそうな工場やお店がたくさんありそう。北欧・ヨーロッパのヴィンテージ家具を修復し蘇らせる「MICHIO OKAMOTO WAREHOUSE」、銘木を使ったオーダーメイドの家具製作をする「Walden」、江戸時代から続く藍染め工房「野口染物店」、研ぎ澄まされた感覚で生活にたずさわるものすべてを提案するコンセプトショップ「CASE GROUND」、八王子で30年以上も続く喫茶店「馬天使」などを筆頭に新しくできたお店と古くからあるお店がちょうどよく混ざり合い、ものづくりのまちが出来上がりつつあります。

“人がつながる、ものづくりの場”

日本全国のものづくりが出会い、つながることで新たな視点が生まれる場所へ。日本の繊維やものづくりを、織物のまち八王子から、この場所から、もっと面白いものに。新しい時代の織物のまちへ。

ーつくるのいえHPより

戦前、絹を海外へ輸出するための中継地点であり、流通のハブ都市として栄えた八王子。今回のイベントは決して大きなものではありませんが、新しい時代のものづくりの交差点として踏み出す、そのきっかけになっていければ、という想いを込めて企画しています。

【0041walk】
開催日:7月13日(土)・14日(日)
時間:11:00~18:00
会場:つくるのいえとその周辺
〒192-0041 東京都八王子市中野上町1-20-10
主催:0041商店会
企画:装いの庭