日常の中にある“新しさ”の記録 その0

この夏、富士山の麓に新しくオープンするFUJIHIMURO。元は富士製氷という氷を作る会社の工場だった場所を富士吉田市と東京理科大学の研究チームが共同で設計・リノベーションを行い、「この街で引き継がれる文化やこれから生まれていく出会いの始端として、あらゆる人の表現が交わる場」として生まれ変わりました。「ギャラリーやアーティスト・イン・レジデンス、ワークスペースを取り入れたアーティストサロン(お試し滞在施設)」のようなその場所での展示のキュレーションを装いの庭で担当することに。最初の企画は、富士山を『ずっと追い続けているランドマーク』と公言する、写真家/グラフィックデザイナー・岡崎直哉さんの写真展「ニュー」です。

ご縁がつながって、FUJIHIMUROのロゴマークも作っていただいた岡崎さん。岡崎さんのこと、ロゴのこと、FUJIHIMUROのこと、そして、写真展「ニュー」のことをいくつかの回に分けてお伝えしていきます。

岡崎直哉写真展「ニュー」
会期:2019.8.10sat_9.8sun
場所:FUJIHIMURO
山梨県富士吉田市富士見1丁目1-5
時間:11:00~19:00
入館料:500円
休館日:毎週 火・水・木
作家在廊日:8/10、11 9/7、8

日常の中にある“新しさ”の記録 その0

装いの庭初の自主企画マーケットを開催!

7月5日〜15日に初めての自主企画マーケット「なつの装い」を開催します! 会場は0041walkのメイン会場にもなる八王子の「つくるのいえ」。そう、このイベントは0041walkの中のコンテンツのひとつであり、準備を並行して進めています。もう来週!

今回のイベントでは、山梨県北杜市で出会った「tel you」が奥田染工場で墨染めプリントした新作を発表。さらに、かねてよりtel youと親交のある金工作家「mitome tsukasa」、高尾でオリジナルの洋服をつくる「New way,New life」に、北杜市の仲間「カレー屋サーカス」、「カメリアニコティー」、「露月」を加えた6組が参加します。

装いの庭は“装いにまつわる、デザインとものづくりの価値の発見”をコンセプトにしています。見つけた価値はそのままにせず、実際に見て、手に取ってもらいたい。そういう想いから、リアルな場の企画をやっていきたいと思い続けていました。自分自身ができるサイズ感、できる形で。

やり方を考える中で、つくるのいえはとても“しっくり”くる場所に思えました。ものづくりの現場、特に繊維・ファッションに近い立ち位置。都心から距離はあるものの、決して足を運べないわけではない立地。オーナーとの関係性・・・。何かを始めるときに、中心地や集客のよい立地でやることが必ずしも正解だとは思いません。よい条件を求めて競争や駆け引きをするよりは、巡り合わせを大切にし、場所や人との縁が持つ物語、積み重なってきた歴史を紡いでいくほうが活動は持続していくように思います。

イベントには、シャツ、麦わら帽子、カバン、アクセサリーと夏が来るのを楽しみにさせてくれるものが並びます。梅雨明けの季節、夏を装う7日間にぜひお越しください。

装いの庭 企画展 【なつを装う】
会期:7月5日(金)~7日(日)·12日(金)~15日(月·祝)
定休日:8日(月)~11日(木)
開場時間:11:00~18:00(最終日17:00まで)
場所:つくるのいえ
 〒192-0041 東京都八王子市中野上町1丁目20-10
 TEL 042-622-2594
企画:装いの庭
※13日·14日には中野上町のイベント「0041ウォーク」が同時開催されます

装いの庭初の自主企画マーケットを開催!

世界に広がれ、炭酸デザイン室の色と形。

「つながるつた植物」
縦や横に伸びるつたの植物。フェルトの鮮やかで優しい素材で色とりどりの葉や実、花など壁を伝って生き生きと伸びる植物を表現しています。

「いつもの暮らしにシュワッとした刺激を」をコンセプトに、元気いっぱいのビタミンカラーのアートワークを展開する炭酸デザイン室がパリで個展をするそうです。個展の会場は、パリ中心地のアートギャラリーが立ち並ぶマレ地区。時は、パリのファッションウィーク真っ只中だそう。二人のデザインが一気に世界に広がりそうです。

炭酸デザイン室の色と形展
(TANSAN DESIGN STUDIO COULEUR ET FORME EXPOSITION)
2019年2月22日(金)~3月5日(火)
営業時間:火曜日~金曜日 11:00~19:00
土曜日 11:00~18:00
日曜日・月曜日はギャラリー休み
OPENING PARTY:2月22日(金)18:00~
PLACE:SWAY GALLERY
ADRESS:18-20 RUE DE THORIGNY PARIS 75003
mail:paris@sway-gallery.com

世界に広がれ、炭酸デザイン室の色と形。

“ちょっと子どもが背伸びする” Gomaのこども展開催

料理創作ユニットのGomaが主催する“こども”をテーマにしたイベントが東中野のaptpで開催されます。

おいしそうな料理や楽しそうなワークショップに加え、wool,cube,wool!punto.十布kick FLAGといった装いにまつわるクリエイターが多数参加。こどもでも、親子でも、こども心に帰った大人でも、ちょっと背伸びした週末を過ごすことができそうです。

Gomaのこども展
日時:2018年3月17日(土)18日(日)21日(祝水)
Open:11:00〜18:00
場所:東中野aptp
 中野区東中野3-16-14-5階
公式HP:http://gomatokodomo.tokyo

“ちょっと子どもが背伸びする” Gomaのこども展開催

イイダ傘店の春の新作受注会が開催。動物手元の傘に新シリーズが仲間入り!

春と秋の年2回、生地からデザインした雨傘・日傘をオーダーメイドで制作する「イイダ傘店」。その春の受注会が3月3日から全国4ヶ所で順次開催されます。

今回は、以前に発売して人気を博した動物手元の新シリーズを発売! トリ、クマ、ウサギ、オオカミやセイウチ、それぞれの動物にどんな生地を合わせてくるのか、とっても楽しみです。

どうぞこの機会をお見逃しなく!

イイダ傘店「平成30年春 雨傘・日傘展」
東京会場:
 3/3(土)~3/12(月)
 11:00〜18:00
 イイダ傘店1F・吉祥寺アトリエ
 ※3/5.6休み

京都会場:
 3/20(火)~3/26(月)
 10:00〜21:00
 恵文社・ギャラリーアンフェール

神戸会場:
 3/30(金)~4/2(月)
 11:00〜18:00
 テイスト&タッチデコ

福岡会場:
 4/6(金)~4/10(火)
 12:00〜18:00
 アートスペース・テトラ

 4/19(木)~4/22(日)
 ホームページ受注会

イイダ傘店の春の新作受注会が開催。動物手元の傘に新シリーズが仲間入り!

ディレクションを担当します。ヤマナシハタオリトラベルexhibition「Wedge」

3月21日(水・祝)〜27日(火)の期間、青山スパイラル1FのShowcaseにてヤマナシハタオリトラベルの展示販売会が行われます。今回、装いの庭で全体のディレクションを担当させてもらうことになりました。

約2年ヤマナシ産地の織物工場の方々と関わらせてもらっています。関わっていく中で、ヤマナシハタオリトラベルとして発信をし続けてきたからか、この土地の人たちは職人的な考えを持ちながら、同時に最先端の感性も併せ持っていることを知りました。

150年続く槇田商店が織物メーカーならではの発想で開発した PreProducts「Sibo」。シルクの糸をたっぷりと使い、新しいトラッドを提案するネクタイブランド「TORAW」。建築を学び、写真家として活動しながら、家業である織物業の中で創作を行う 「Watanabe Textile」。今回はこの3つのブランドを軸に、それぞれの世界観を際立たせてどこまで魅力を伝えられるのか、まっすぐにやってみるつもりです。

両端を縫って完成させるPreProduct「Sibo」
シルクをふんだんに使った重厚感のある「TORAW」のネクタイ
独自の布作りをする「Watanabe Textile」

タイトルは「Wedge」(くさび)。ヤマナシハタオリトラベルがさらに先へ進むための足がかりに、そんな想いを込めてつけました。自分たちで織機を動かすからこそできる、その魅力が伝わるような展示にできればと思っています。どうぞご期待ください。

【ヤマナシハタオリトラベル exhibition「Wedge」】
日程:2018年3月21日(水・祝)~3月27日(火)
時間:11:00~20:00
会場:Showcase(Spiral 1F)
〒107-0062 東京都港区南青山 5-6-23 03-3498-4015(MINA-TO)
主催:ヤマナシハタオリトラベル
編集:装いの庭

ディレクションを担当します。ヤマナシハタオリトラベルexhibition「Wedge」

新作はニット生地のストール。点と線模様製作所の「布と小物」展

北海道の自然を切り取り、たくさんの人の心をつかむ図案を描く「点と線模様製作所」のフェアが2月21日(水)までCLASKA Gallery & Shop “DO” 渋谷ヒカリエ店で行われています。今回の新作はニット生地のストール。またレース模様をあしらったアクセサリーや定番のハンカチ、ポーチ、カットクロスなど並んでいるようです。

点と線模様製作所「布と小物」展
日時:〜2018年2月21日(水)
Open:10:00〜21:00
場所:CLASKA Gallery & Shop “DO” 渋谷ヒカリエ店
 渋谷ヒカリエ ShinQs 4階
 03-6434-1663

新作はニット生地のストール。点と線模様製作所の「布と小物」展

nani IROの新作、明日お披露目!

水彩画家・伊藤尚美さんのアートワークを模様にしたnani IRO Textileの2018年新作が明日2月3日(土)から販売開始です。上品だったり、可憐だったり、かと思えば大胆だったり。大人から子どもまでそれぞれに楽しめる布の新しいお披露目ですよ。2月23日(金)には洋裁を楽しむための新刊が発売、3月2日(金)〜7日(水)には東京での展覧会も。

Naomi Ito Textile nani IRO 2018 new! new! neww!
日時:2018年2月3日(土)〜
Open:12:00〜18:00
場所:ATELIER to nani IRO & ONLINE STORE(
 ATELIER to nani IRO
 〒550-0003
 大阪市西区京町堀1-12-28 壽会館ビル2F
 06-6443-7216
定休:日〜火・祝日定休

nani IROの新作、明日お披露目!

“あそべるテキスタイル”、北海道へ

手にした人が思い思いの工夫で楽しめる布をデザインするYURI HIMUROのポップアップショップが北海道のヒシガタ文庫で2月12日まで開催中。自由にハサミを入れて模様をデザインできるsnip-snap textileをはじめ、ハンカチやレジャーシートなども盛りだくさん取り扱われているようですよ。

YURI HIMURO POP UP SHOP
会期:2018年1月29日(月)−2月12日(月)
Open:10:00~22:00
場所:ヒシガタ文庫
 〒065-0025
 北海道札幌市東区北25条東8丁目2-1(ダイヤ書房内)
 011-712-2541
定休:なし

“あそべるテキスタイル”、北海道へ