テキスタイルの好きが集まる!

織り、編み、染め、縫い……。布は、さまざまな方法で作られ、多彩な表情を生んで装いを豊かにしてくれています。「この糸をこうして、こんな風にしないとこの表情は出ないんだよ」なんて話を作り手から聞くたびに、その探究心と磨かれた表現に心がワクワクと浮き立ちます。

そんな魅力をほかの人にも届けられないかと活動を重ねる中で、少しずつ環が広がり、紹介したい作り手が増えてきました。

装いの庭として独立し9年が経つ、2025年2月。ずっと形にしたかったテキスタイルのマーケットを鎌倉のテキスタイルギャラリー・Casa de pañoとともに東京都八王子市で開催します!

個人作家〜工場まで約100組!

一点一点手作りの個人だからできるものづくりもあれば、量産の工場だからできるものづくりもあります。このイベントでは、作家から工場の自社ブランドまで約100組に参加してもらうことで、さまざまなものづくりに触れることができます。テキスタイルマーケットを牽引するあんな人やこんな人から、これから注目の新進気鋭のブランドや高い技術を持った工場、海を越えて海外から参加してくれる方も!

織り、編み、染め、縫い。技法でわかる作り手の個性

テキスタイルは技法によってさまざまに表情を変えます。訪れた人が出店者の個性やものづくりの強みを体験できるよう、技法ごとに分けて会場作りをします。同じ作り方でも、作り手ごとに工夫はさまざま。専門的になりがちな工夫が、よりくっきりと浮かび上がる、そんな空間が広がります。

アートやトーク、ワークショップも。さまざまな角度で布づくりの奥に触れられます

会場ではプロダクトの販売だけではなく、アーティストの展示ブースやものづくりのトークイベント、ワークショップ、実演なども。作り手が直接販売するからこそ届けられる、布づくりの奥に触れられます。

テキスタイルが輝く舞台に

ともすれば専門的になりがちな繊維のものづくり。長い歴史があり、日本は特に多彩な技術が発展してきました。その人たちのクリエイティブを引き出し、作り手も使い手も混ざりあって熱量を交換する場所をつくれたら。それは、繊維メーカーを退職したころからの目標でした。その道を探り続けてたどり着いた、テキスタイルの好きが集まる博覧会。この春開幕です!

【装いの庭expo’25開催概要】

開 催 日:2月23日(日)・24日(月・祝)
開場時間:
日曜日 14:00-18:00
月曜日 10:00-17:00
入 場 料:前売り券¥1,000/日
当日券 ¥1,500/日
※税込(中学生以下入場無料)
出 店 数:約100組
場  所:東京たま未来メッセ
共  催:装いの庭・Casa de paño