唐突だけれど、スタッフを雇いました。
正直いえば、自分ひとりが生きていくのもギリギリのような働き方をしています。
というよりも、自分ひとりもどうして生きていけているのかわからないくらいの状態でした。
年度が終わって締めてみたら一応なんとかなってるみたいでした。
何をしているのかもとても分かりづらいです(説明もしづらい)。
にも関わらず、何かやろうよ!と声をかけてはいただけて、去年一年間、必死に取り組みました。
危ない橋を渡るような日々ながら、自分でも誇れる仕事がいくつかできたと胸を張ることができました。
今年度は「0」からつくった「1」をきちんと足場を固めて2倍、3倍に育てていく年だと思っています。
そのためには自分ひとりで成長させるよりもチームで働きたいと思ったのです。
世の中はコロナウイルス禍の真っ只中だけど、外に力を注げないからこそ、中身=仕事の仕組み作りや環境を整えるのに時間と労力を当てられるのではないでしょうか。
お金はないから借りる算段を立てています。
人を雇って一緒に仕事をしてみて、今までいかに自分が働いてなかったかを痛感しています。
いや、「働いていなかった」のではなく、「働けていなかった」が正しいかもしれません。
1人で働いていると1〜10まですべて自分の責任になります。
ちょっとした失敗が取り返しのつかないことになってしまうため、思い切りよくなかなかできていませんでした。
1人で自由に働くことは得意だと思っていたのだけど、実際のところはひどく要領がわるかったみたい。
人に仕事を頼む、伝わるように説明をする、相談に乗ってもらう。人のことを考えていろいろ気を使うほうが力が湧いてきます。
雇った子は、雑用みたいな仕事や面倒な仕事も積極的にこなしてくれる良い人です。
まだ一週間だけど、とても気持ちよく働けています。
なんだか不謹慎な気もしますが、こんな状況だからこそ目線を変えて、できることや目の前にあることを大切にするのが大事でしょう。
本当に恐れるべきは人の心の中に宿る不安や恐怖なわけですから。