初めてのB-TANマーケット、おかげさまで盛況でした。始まって間もない取組で、大々的なプロモーションもしていない中でも求めて来てくれる方が何人もいらして、ありがたい限りです。

雨の予報も出ていたため会場は富士山アリーナの中で開催。結局雨は降りませんでしたが、暑さのことを考えるとこの場所が最適だったと思います。

運営スタッフは事務局の3人に加え、ヘルプスタッフ3名、市役所、商工会議所の方々、山梨学院大学の学生さんも参加してくれました。

当日は織物工場の人たちの掘り出しものがいっぱい。売り方もそれぞれに工夫してくださり、蚤の市感が楽しい花道でした。

クラフト・飲食・ワークショップのブースも充実していました。自分たちの出店はもちろん、それぞれが作り手としてイベントを楽しんでくれていて、その雰囲気が会場に拡がっていきました。

好評だった廃材を使った会場装飾は、アートディレクターの杉原悠太くんを筆頭に、舞台美術を手掛ける中西晶大さんとものづくりユニット・村のバザールの二人が作ってくれました。

その装飾をバックにしたミュージシャンの演奏もとてもすばらしいステージでした。

kagalibi・河合さんの演奏には、たまたま楽器を持ってきていた(!?)月ノ歩キカタ・庸蔵さん、PA・須藤さんも飛び入りで参加。この演奏に観客は拍手喝采で応えていました。

イベント終了後、「良い時間だった」「楽しかった」という声をいろいろな方からいただきます。運営の方法や全体的な作り込みはまだまだ試行錯誤の途中だと思っていますが、立ち上がりの一回目を好意的に受け止めてもらえてホッとしています。

運営に関わってくださったみなさま、ご協力いただいたみなさま、そして、イベントを楽しんでくださったみなさまに心から感謝いたします。

倉庫に眠っている布に限らず、ものを作っているからこそ出てくる特徴的な廃材を資源と捉え、工作の楽しさを伝えていくB-TANプロジェクトの可能性はまだまだ拡げられると信じています。今後の展開にもどうぞご注目ください。

B-TAN運営事務局
装いの庭 藤枝大裕